警視庁暴対課の警部補、トクリュウのスカウト グループ「ナチュラル」に捜査情報を漏洩し逮捕

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警視庁暴対課の警部補、トクリュウのスカウト グループ「ナチュラル」に捜査情報を漏洩し逮捕

警視庁は2025年11月12日、同庁暴力団対策課の警部補・神保大輔容疑者(43、東京都板橋区)を、地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで逮捕しました。国内最大級とされるトクリュウのスカウトグループ「ナチュラル」に対し、捜査情報を漏らした疑いが持たれています。認否は明らかにされていません。

何が問題になっているのか

捜査関係者によると、神保容疑者は2025年4〜5月にかけて複数回(少なくとも2回)、警視庁が「ナチュラル」の関係先に設置した捜査用カメラで撮影した画像を外部に提供し、カメラの設置位置や画角が推測できる情報を漏らした疑いがあります。容疑者は2023年ごろから同グループをめぐる事件の捜査に関与していましたが、今年4月時点で担当を外れていたにもかかわらず、何らかの方法で画像を入手したとみられます。

漏えい手段と金銭の動き

神保容疑者は「ナチュラル」が開発したとされるスマートフォンアプリを自身の端末に導入し、同アプリ経由で画像を送信したとされています。警視庁は関係先から現金数百万円を押収しており、情報漏えいとの関連性を調べています。

組織の実態と捜査の経緯

「ナチュラル」は、街頭で声をかけた女性らを風俗店やキャバクラなどに違法にあっせんしていたとされ、全国の繁華街で少なくとも約1,500人が活動していたとの見立てもあります。紹介料(いわゆるスカウトバック)は2022年だけで約44〜45億円に上るとみられています。警視庁は2022年12月に「壊滅」を目指す捜査チームを設置し、摘発を進めてきました。捜査の過程で逮捕直前に逃走した関係者もおり、今回の漏えいとの関連も含め実態解明を進める方針です。

警視庁の姿勢

警視庁は、組織的な犯罪検挙に取り組む中での警察官による情報漏えいを重く受け止め、事実関係の徹底解明と厳正な処分を行うとしています。

出典

警視庁暴対課の警部補逮捕 スカウトグループに捜査情報漏らした疑い

捜査情報漏えい容疑で警部補逮捕 スカウトグループに―カメラ画像を複数送信・警視庁