クマ 出没 画像が生成AI製のフェイク画像と判明-宮城県女川町が謝罪

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クマ 出没 画像が生成AI製のフェイク画像と判明-宮城県女川町が謝罪

宮城県女川町は2025年11月26日、公式X(旧Twitter)で前日に投稿した「クマ出没」に関する注意喚起について、掲載していたクマの画像が生成AIによるフェイク画像だったと発表し、訂正とお詫びを公表しました。

概要

町は25日午後7時ごろ、「町内でクマが目撃された」とする情報提供を受け、住民の安全を最優先に考えて公式Xで注意喚起を行いました。この際、情報提供者が添付したクマの画像もあわせて投稿しましたが、

後に作成者本人から「AIで作った画像だった」と申し出があり、フェイクであることが判明したものです。

画像には住宅街の道路に大型のクマが立っている様子が写っていましたが、影の出方などに不自然な点があり、真偽を疑う声も出ていました。町によると、友人同士のグループ内で「遊びのつもり」で作成された画像を、グループの一人が本物だと信じて町に通報し、今回の投稿につながったとされています。

熊本地震時の「ライオンが放たれた」フェイク画像が拡散

似た構図の「動物出没フェイク情報」として、熊本地震の際に拡散した「ライオンが放たれた」というデマがあります。

2016年の熊本地震の際、熊本県警が把握したインターネット上の流言・デマは135件にのぼりました。その中に、動物園からライオンが放たれたとする虚偽投稿が含まれており、

ツイッター(現X)に「ライオンが放たれた」と嘘の情報を流して熊本市動植物園の業務を妨害したとして、当時20歳の男性が偽計業務妨害容疑で逮捕されています(その後、不起訴処分)。

このケースでも、

  • 災害という人々が不安定な状況

  • SNS上でのセンセーショナルな情報(猛獣が逃げた)

  • 一見すると本物に見える画像の添付

といった要素が組み合わさり、短時間で広く拡散しました。警察は被災者の不安をあおるとして「情報対策」に乗り出し、結果として刑事事件にまで発展した事案です。

参照

町が公式Xに投稿のクマ画像「生成AIフェイク」だった 注意喚起もその後 偽物と判明「作成者本人から申し出」 宮城・女川町」

「ライオン放たれた」ほかネット偽情報135件 熊本地震で警察記録