日本コロムビアは2026年3月31日、同社サーバーへの不正アクセスについて調査結果を公表し、保存されていた情報が外部の第三者に閲覧された可能性を否定できないと明らかにしました。同社は2025年7月17日に不正アクセス被害を確認しており、2025年8月8日に第一報を出していましたが、今回あらためて影響範囲を整理した形です。公表によると、外部流出を直接示す痕跡は見つからなかった一方、第三者による閲覧可能性は否定できないとしています。
概要
日本コロムビアによると、2025年7月17日に同社サーバーが不正アクセスを受けたことを確認しました。確認後は、速やかに外部からのアクセスを制限するなど必要な対策を講じ、外部専門家の協力を得て原因と影響範囲の調査を進めたとしています。
調査の結果、サーバー内の情報について、外部への流出を直接示す痕跡は見つからなかったものの、外部の第三者に閲覧された可能性は否定できないと判断されました。日本コロムビアは、個人情報保護委員会などの関係機関へ報告済みで、警察にも被害申告を行い、今後の捜査に全面的に協力するとしています。
原因
同社は原因について、外部の第三者が脆弱性を利用し、ネットワーク機器を経由して同社サーバーへ不正アクセスしたものと考えられると説明しています。
閲覧された可能性がある個人データ
日本コロムビアによると、閲覧された可能性がある個人データは大きく4つに分かれます。
最も多いのは、日本コロムビアの役員、従業員、元従業員とその家族に関する情報で、件数は3,093件です。含まれる項目は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、基礎年金番号などの人事情報の全部または一部です。
次に、株式会社フェイスおよび日本コロムビアグループ株式会社の役員、従業員、元従業員に関する情報が152件あります。
こちらは、氏名、社用メールアドレス、生年月日の全部または一部です。
このほか、業務委託会社の代表者に関する情報が16件あり、対象項目は氏名とインボイス番号の全部または一部です。
さらに、人材派遣会社の担当者に関する情報が56件あり、氏名と電話番号の全部または一部が含まれます。








