ロシア外務省、BRICS首脳会議の開催中に「前例のない」サイバー攻撃を受ける

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ロシア外務省、BRICS首脳会議に「前例のない」サイバー攻撃を受ける

ロシア外務省は、BRICSサミットの開催中に「前例のない規模のサイバー攻撃」を受けたことを発表しました。ロシア外務省報道官、マリア・ザハロワ氏がこのインシデントについて公表し、サイバー攻撃の影響と対応について説明しました。

サイバー攻撃の概要

ザハロワ氏は「ロシア外務省の公式ウェブサイトのインフラに対して、今朝、海外からの大規模なサイバー攻撃が始まった」と語っており今回の攻撃を「前例のない規模」と表現し、国家レベルでの組織的なサイバー攻撃である可能性を示唆しています。

BRICS首脳会議を狙ったものか?

BRICS会議はブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの5カ国から構成されており、世界経済や国際的な課題に関する重要な議論が行われる場です。

西側諸国の制裁にもかかわらずモスクワの世界的な地位を示すことを目的としたBRICS首脳会議は、10月22日から24日までロシアのカザンで開催される予定であり、ロシアの権威失墜を狙ったサイバー攻撃である可能性が高いです。

参照

Russia’s foreign ministry hit by ‘unprecedented’ cyber attack amid BRICS Summit