Apple、極めて高度なサイバー攻撃に悪用された脆弱性を修正(CVE-2025-24201)

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Apple、極めて高度な攻撃に悪用された脆弱性を修正(CVE-2025-24201)

Appleは2025年3月11日に、緊急アップデートで極めて高度なサイバー攻撃に悪用された脆弱性(CVE-2025-24201)を修正しました。

影響を受けるデバイス

この脆弱性の影響範囲は広く、以下のApple製品が対象となります。

  • iPhone XS 以降のモデル
  • iPad シリーズ
    • iPad Pro 13インチ
    • iPad Pro 12.9インチ(第3世代以降)
    • iPad Pro 11インチ(第1世代以降)
    • iPad Air(第3世代以降)
    • iPad(第7世代以降)
    • iPad mini(第5世代以降)
  • macOS Sequoiaを搭載したMac
  • Apple Vision Pro

セキュリティパッチのバージョン

  • iOS 18.3.2
  • iPadOS 18.3.2
  • macOS Sequoia 15.3.2
  • visionOS 2.3.2
  • Safari 18.3.1

脆弱性  CVE-2025-24201の概要

Appleの公式発表によると悪意を持って作成された Web コンテンツが Web コンテンツ サンドボックスを突破できる可能性があります。これは、iOS 17.2 でブロックされた攻撃に対する追加の修正としています。

なお、Appleはこのゼロデイ脆弱性はiOS 17.2以前のバージョンをターゲットにした極めて高度な攻撃に利用されていた可能性があると報告されています。