中央学院大学は2026年3月3日、2025年12月23日に確認された学内情報システムへのランサムウェア攻撃について、外部専門業者の調査結果を踏まえた第二報を公表しました。
大学は危機対策本部を設置し、被害端末の解析、該当ネットワークの遮断、EDR導入などの対策を進めるとともに、警察および外部専門業者と連携して被害状況と原因の調査を進めてきたとしています。
概要
調査結果の概要として、2025年10月7日に学内関係者のユーザアカウントが悪用され、VPN経由で外部から学内ネットワークへ侵入されたことが確認されたとしています。その後、2025年12月21日から22日にかけて教育系の複数サーバに侵入され、サーバ内ファイルの閲覧や暗号化が実行されたことが確認された、という流れです。
侵入経路と時系列
時系列の概要は以下の通りです
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2025年10月7日:学内関係者のユーザアカウントを悪用し、VPN経由で学内ネットワークへ侵入。教育系サーバにアクセスされたことを確認
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2025年12月21日〜22日:教育系の別サーバへ複数侵入し、ファイル閲覧および暗号化が実行されたことを確認
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2025年12月23日:ランサムウェア攻撃を確認(第一報の起点)
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2026年2月16日現在:外部専門業者によるウェブ監視の結果、大学の個人情報が外部公開された事実は確認されていない
ポイントは、侵入から暗号化までに一定の期間があり、攻撃者が学内環境で探索・横展開を進めた可能性を否定できない点です。
流出した可能性がある情報
大学は、次の情報が外部に流出した可能性があるとしています。
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2025年度在学生および2019〜2022年度入学生
漢字氏名、生年月日を基にしたPC利用変更前の初期設定パスワード、学籍番号、旧メールアドレス -
教員
漢字氏名、学部、職種、旧メールアドレス、パスワード -
一部職員
漢字氏名、所属、旧メールアドレス -
2009・2013・2014年度アクティブセンター講座受講情報
暗号化のため現時点で詳細不明(継続調査中) -
MOS等の問題・解答等
特に、初期設定パスワードが氏名・生年月日といった推測されやすい情報に基づいていた点や、教員のパスワードが対象に含まれている点は、二次被害(不正ログイン、なりすましメール、他サービスへのパスワードリスト攻撃)に直結し得るため注意が必要です。








