HERO GAMESが運営しているゲーム デュエットナイトアビスの運営チームは2026年3月19日、前日の3月18日に発生したアクセス障害について、不正アクセス 事案だったと公表しました。告知によると、特定地域から同社の業務システムおよびサーバーに対する不正アクセスが発生し、その影響でグローバルサーバーと中国サーバーのログイン障害が起きたとしています。あわせて、一部のPC端末では不審なファイルが自動でダウンロードされたとの報告も受けていたと説明しています。
概要
運営チームが公表したタイムラインによると、3月18日18時04分に既知の不具合修正のためアップデートを実施し、その後18時24分にグローバルサーバーへログインできないとの報告を受けて調査を開始しました。18時28分には中国サーバーへログインできないとの報告に加え、一部PC端末で不審なファイルが自動ダウンロードされたとの報告も寄せられています。運営は18時40分に原因を特定し、修正対応と影響範囲の調査を開始しました。19時20分に中国サーバー、19時24分にグローバルサーバーのPC版とモバイル版のログインが復旧し、20時38分にはアップデートを実施して不審なファイルを削除したとしています。
この流れを見ると、障害そのものは比較的短時間で復旧した一方、問題の重さはログイン障害だけにとどまらなかったことが分かります。特に、一部PCで不審ファイルの自動ダウンロード報告が出ていた点は、ユーザー端末側への影響可能性まで意識した対応が必要だったことを示しています。運営は、障害発生日には詳細説明を見送り、原因調査と対応策の整理が終わった後に正確な情報を届ける判断をした結果、翌日の報告になったとも説明しています。
原因
運営チームは、今回の障害原因を特定地域からの業務システムおよびサーバーへの不正アクセスと説明しています。
運営チームは再発防止策として、まずコアファイルシステムに対するリアルタイム監視と改ざん検知システムを導入したとしています。不審なアクセスや改ざんの試みを検知した際に、即座にアラートが発動する体制を整えたという説明です。次に、外部から機密ファイルへアクセス可能なポートおよびパスを見直し、必要最小限の原則に基づいて不要なアクセス経路を閉鎖したとしています。さらに、外部向け通信ポートやアクセス経路を精査し、不要なものをすべて閉鎖したとも説明しています。
この3点は、オンラインゲーム運営で重要になる改ざん検知、公開面の最小化、保管環境の防御を押さえた内容です。特に、ユーザー向けクライアント更新やサーバー配信に関わる環境では、正常な配信経路を前提にし過ぎると、今回のように不審ファイル報告が出た際の影響が大きくなります。








