2025年6月12日(米国時間)、Google Cloud Platform(GCP)全体で大規模なシステム障害が発生しました。影響はGCPの幅広いサービス群におよび、東京・大阪を含む世界中の複数リージョンで接続障害やレスポンス遅延が報告されています。
同日10:51 PDT(日本時間 6月13日 2:51)頃に障害が検知され、Googleは即座に調査を開始。GCPのCompute Engine、BigQuery、Cloud Storage、Cloud SQL、Vertex AI、Cloud Run、Cloud Logging、Cloud DNSなど主要プロダクトが影響を受けました。また、API GatewayやCloud Spannerなど業務基盤に直結するサービスにも波及が見られました。
2025年6月16日追記:Google Cloud(GCP)の大規模 システム障害の原因が判明(2025年6月13日)
グローバルに広がる障害範囲
Googleのステータスページによれば、影響が及んだ地域は以下の通りです:
- アジア:東京、ソウル、香港、台湾、シンガポール、ムンバイ、ジャカルタなど
- 北米:アイオワ、オレゴン、バージニア、ロサンゼルス、ダラスなど
- 欧州:フランクフルト、ロンドン、パリ、ストックホルム、ワルシャワ、ベルギーほか
- 中東・南米・オーストラリア地域なども含む、世界中の40超のロケーションに影響が波及しました。
CloudflareやWorkspaceにも影響
このGCP障害により、一部のCloudflareサービスも連動して不安定化。Cloudflareは「Google Cloudの障害によって限定的なサービス群が影響を受けた」と公式にコメントし、WARPやTurnstile、KVサービス、AI Gatewayなどが一時的に利用不能になりました。
また、GmailやGoogleカレンダー、Google Chat、Google Meet、Googleドライブなど、Google Workspaceの主要サービスにも影響が及んでいることが後に判明。加えて、GoogleレンズやDiscover、音声検索などの検索機能にも障害が発生していると報告されています。
原因と復旧状況
Googleによれば、障害の原因はすでに特定され、復旧措置も段階的に進行中です。PDT 13:16(日本時間6月13日5:16)時点では、すでにほとんどのリージョンで復旧済みとされ、一部のサービス(us-central1リージョンなど)では依然として残留的な影響が継続しているとのことです。
14:23 PDT(日本時間6月13日6:23)には、Googleは「ほとんどのサービスが完全に復旧している」と発表しました。ただし一部サービスでは完全な復旧にはなお時間を要するとして、状況を引き続き監視しています。
Cloudflareも同日17:41 EDTに「全サービスが復旧した」と発表しました。WARPやZero Trust関連機能を含む影響範囲も現在は安定運用が確認されています。
参照
https://status.cloud.google.com/incidents/ow5i3PPK96RduMcb1SsW








