BtoBの商品やサービスでもマーケティング施策の改善やPMFの検証で、ユーザーインタビューは非常に有効です。
今回はBtoBでオンラインでユーザーインタビューを実施する際の目的やコツなどを記載します。
目次
ユーザーインタビューの目的
ユーザーインタビューの目的は、
- 顧客インサイトの仮説証明
- ユーザーへの理解を深めて、マーケティング施策に反映する
- 既存顧客の場合は、商品改善や利用実態調査
などになります。
ユーザーインタビューの種類
ユーザーインタビューは、対象と1対1で実施するデプスインタビューと複数の対象と行うグループインタビューがあります。
BtoBの場合は守秘義務がtoCより厳しいので、基本的に1対1のデプスインタビューという形になります
BtoBでユーザーインタビューをする際のコツ
以下からインタビューを実施する際のコツを記載します。
目的を明確化する
インタビューは1時間ですので、何の為にインタビューを実施するか 何を得たいかの目的を明確化します。
対象のレイヤーに沿った仮説を立てる
BtoBの場合、
- 商品・サービスを選定する方や部署
- 利用する方や部署
- 決裁する方や部署
が違い、役職や部署によって業務内容も変わってきます。
その為どの部署・職種のどの階級の方へ向けた仮説で、どういう質問をするかを明確にする必要があります。
質問する際の優先順位を決める
インタビューは時間が限られている為、どの質問を掘り下げるべきかの優先順位を決めておく必要があります。
出席者の人数を明確にする
社内で出席する人数が多すぎると議論が発散する可能性があるので、出席人数は3名以下をお奨めしています。また既存顧客へのインタビューの場合は担当している営業の方にも同席してもらえれば、会話が進みます。
ユーザーインタビューで利用できるサービス
既存顧客へのインタビューの場合はメールなどで依頼すればいいですが、ペルソナなどが決まっているのであれば外部のサービスを利用する事もお奨めします。
ビザスク
BtoBのインタビューサービスで一番有名なサービスとして利用されます。
ユーザーの経歴などもある程度開示されており、様々な方が登録されているので、特にお奨めのサービスです。
1回3万円〜からスポットで利用できる為、使い勝手も良いサービスです。
以上になります。
BtoBでもユーザーインタビューはマーケティング施策の改善や商品改善に利用できるので、ぜひ検討してみてください。