長期でリードを安定的に取得する際にオウンドメディアは非常に効果的な施策になります。
今回はオウンドメディアを立ち上げる・検討している企業向けにオウンドメディアを運用する際の注意点を記載します。
前提
基本的にオウンドメディアが効果を発揮するには、6ヶ月〜1年程度必要です。
その為、すぐに効果を求めるなら、
・グーグルなどのリスティング広告
・資料請求サイトへの出稿
・オフライン展示会出展
・アウトバウンド での営業
を実施することをお勧めします。
施策毎の効果が出るまでの期間や詳細は以下で記事化しているので併せてご覧ください
オウンドメディアを運用する際の注意点
オウンドメディアを運用する際の注意点は以下3点になります
・ドメイン設計
・キーワード設計
・定期的に投稿する仕組みづくり
ドメイン設計
メディアを運営する際のドメイン設計は非常に重要です。
SEOではコンテンの内容や、被リンク数などの他にドメイン自体の権威性を見られており、オウンドメディアを運用するドメインは意識しておく必要があります。
コーポレートサイトのドメインであるco.jpのドメインは比較的強く、会社のリリースなどを出すとドメインの権威性も向上するので、オウンドメディアを作成するならコーポレートドメイン配下で作成する事をお勧めします。
具体的にはコーポレートサイトドメイン/blogなど blogドメイン配下へワードプレス などでブログ機能を作成したり、
製品のオウンドメディアならコーピレートサイトドメイン/製品/blog などで実装していきます。
よくオウンドメディアの為に、新規でドメイン取得する場合もありますが、
新規ドメインの場合、記事がグーグルへ評価されるまで時間がかかるので、早く効果を出したい場合は
コーポレートドメイン配下でオウンドメディアを執筆する事をお勧めします。
キーワード設計
執筆するコンテンツを「検索」されていないキーワードで執筆しても意味がなく、
執筆するコンテンツが検索されるよう適切にキーワードを設計する必要があります。
キーワードの設計ツールはできれば有料のツールを利用した方がいいですが、
無料の場合はグーグルクロームのアドオンで利用できるUbersuggest Chrome がお勧めです
Ubersuggest Chromeは、グーグルで検索したキーワードの月間キーワード検索量と擬似キーワードを可視化する事ができる為、無料でも非常に有用なツールになります。
初めの方は、月間検索量が1000以上のキーワードを狙うより、月間100〜300程度の検索量のキーワードを狙って執筆していけば、ある程度の傾向を見れるはずです。
定期的に投稿する仕組みづくり
運用していく中では、定期的に記事を執筆し投稿していく体制も必要です。
また、記事の内容について拘りすぎたり、公開までのチェックの数がありすぎると公開までの期間が長くなります。
オウンドメディアの立ち上げ気では閲覧する読者もあまりいない為、ある程度軽めの記事を執筆し、執筆に慣れ始めたら質に拘った記事を執筆していくという流れがよいでしょう。
具体的には
・ ●●とは?
・●●を始める際のポイントや注意点
・●●についてどう利用すればいい
か解説などの記事になります。
また、執筆する方にはある程度権限を与え、記事の内容についてある程度自由に執筆できる裁量を提供した方がよいでしょう
記事を外注する事も可能ですが、記事の編集体制とキーワード設計が整っていない場合は
まずは内製で実施し、執筆の部分だけ工数が足りなくなった場合に外注する事をお勧めします。