
2025年2月5日、京都府は府が運営する就職・転職サイト「ジョブこねっと」において、インターンシップ応募者の個人情報が本来閲覧権限のない企業にも閲覧できる状態になっていたことを発表しました。この問題はシステムの設計ミスによるものであり、同日現在、被害の報告はないとされています。
インシデントの概要
「ジョブこねっと」は、府内企業の採用活動を支援する目的で運営されており、インターンシップ応募者の個人情報は、応募を受けた企業のみが閲覧できるように設定されているはずでした。
しかし、昨年5月の運用開始以来、特定の操作を行うことで、登録企業2,250社すべてが122人の応募者の個人情報(氏名、電話番号など)を閲覧できる状態だったことが判明しました。
この問題は、2025年1月29日に企業からの指摘を受けて発覚し、京都府は直ちに運用を停止。その後、応募者に対して謝罪を行いました。
参照