日本触媒、グループの不正アクセス 被害を発表

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日本触媒、グループの不正アクセス 被害を発表

2025年5月30日、株式会社日本触媒(東証プライム:4114)は、自社グループの一部サーバーに対する不正アクセスが確認されたことを公表しました。同社は現在、外部専門家の支援を受けながら、影響範囲や被害状況の詳細な調査を進めており、被害の全容解明には一定の時間がかかる見込みとしています。

5月27日に不正アクセスを検知

不正アクセスが確認されたのは2025年5月27日。同社は速やかに関係各所への報告と同時に、外部セキュリティ専門家と連携して対応に着手しました。現在のところ、グループ全体の生産活動や販売活動には直接的な支障は出ていないと説明しています。

業績への影響は無し

現時点で業績に重大な影響は確認されていませんが、万が一そのような事態が判明した場合には、速やかに追加の公表を行うとしています。

同社は「今回の事態を重く受け止め、セキュリティ対策の強化および再発防止に全力で取り組む」とし、引き続き関係者への説明責任を果たしていく方針です。

参照

https://ssl4.eir-parts.net/doc/4114/tdnet/2630184/00.pdf