
2025年5月にApple(アップル)のサポートやお客様センターを騙るバラまき型のフィッシングメール(迷惑メール)が配信されていますので、注意喚起の為記載します。
なお受信しているメーラーはGmailで「迷惑メールに該当する可能性がある。と警告が発生しています。ほかのメーラーの挙動は確認できていないのでご注意ください
目次
件名:【重要】ご契約継続に関するご確認のお願いYY=1628676159

【重要】ご契約継続に関するご確認のお願いYY=1628676159
フィッシングメールの一部内容
緊急:お支払い情報の認証要請
件名:【重要】Apple IDの支払い方法に関する確認のお願いOH=90085904605

【重要】Apple IDの支払い方法に関する確認のお願いOH=90085904605
フィッシングメールの一部内容
Apple IDのお支払い方法をご確認ください
Apple IDに登録されている支払い情報に不備があるため、現在一部のサービスが正常に動作しておりません。
このままでは、iCloud+、Apple Music、App Storeなどのサービスが停止される可能性があります。
以下のボタンをクリックし、登録情報の更新をお願いします。なお、確認作業は数分で完了し、即時反映されます。
件名:【お知らせ】サービス契約継続の確認依頼IZ=30935641062663

appleを騙るフィッシングメールの実例:【お知らせ】サービス契約継続の確認依頼IZ=30935641062663
フィッシングメールの一部内容
緊急:お支払い情報の認証要請
ご登録のお支払い方法に決定的な不備が確認されました。即時の対応が必須です。
現在の状態では、iCloud+サービスが即座に停止し、アカウントが永久にロックされる重大な脅威がございます。
この壊滅的な結果を回避するため、至急以下のリンクで認証を完了してください。
認証を完了
認証完了後、すぐにサービスをスムーズにご利用いただけます。ご確認がない場合、ご利用が制限される可能性があります。
なぜフィッシングメールを配信するのか?
バラまき型のフィッシングメールは、1万人送付して1件引っかければ十分利益になります。そのためサイバー攻撃者は機械的かつ大量にサイバー攻撃を行っています。
法人のメールアドレスならフィッシングメールは配信されない?
法人のメールアドレスにもフィッシングメールは配信されます。
株式会社ベル・データ、2024年9月のランサムウェアで約4万7千件個人情報漏洩を発表し、取引先の一部メールアドレスがダークウェブ上にアップロードされている事も記載されています。
法人向けのフィッシングメールはサイバー攻撃者側も多数の利益を受けることができるので、個人向けのフィッシングメールより注意が必要です。