
電子決済サービスのアカウントに不正アクセスし、高額なスポーツ用品を購入したとして、中国籍の夫婦が逮捕されました。
不正アクセスによる詐欺事件の概要
神奈川県横浜市に住む無職の周亜威(シュウ・エイ)容疑者(35)と、会社役員の張淼(チョウ・ミョウ)容疑者(32)の夫婦は、他人の電子決済サービスを悪用した詐欺の疑いで逮捕されました。
警察の調べによると、2人は2024年5月、何らかの方法で入手した50代女性の電話番号とパスワードを利用し、電子決済サービスに不正アクセスした疑いが持たれています。
さらに同年7月には、そのアカウントを使用して東京都練馬区のスポーツ用品店でテニスラケット19点(総額48万150円)を購入し、だまし取ったとされています。
事件発覚の経緯
この事件は、被害者の女性が身に覚えのない請求に気付き、警察に相談したことがきっかけで発覚した。警察がログイン履歴などを調査したところ、被害者のアカウントが第三者によって不正利用されていたことが判明し、今回の逮捕に至ったとのこと。
2人は現在、容疑を否認しているが、警察は共犯者の有無や余罪について捜査を進めている。特に、どのようにして被害者のログイン情報を入手したのかについて詳しく調べを進めています。
参照
他人の電子決済サービスで購入か テニスラケット19点 中国籍の夫婦を逮捕、容疑を否認 不正アクセス禁止法違反・詐欺の疑い
アカウント乗っ取りや不正アクセスを防ぐための対策
アカウント乗っ取りや不正アクセスを防ぐための対策は、
・多要素認証(MFA)の導入
・パスワードマネージャーでパスワードを自動発行・管理する
・パスキーを利用する
になります。