2023年 BtoB 展示会の動向

2020年から2021年まで、BtoBの展示会はオンラインへ遷移しましたが、2022年からはオンラインとオフラインの併用、2023年からは再度徐々にオフラインへシフトしてきました。

今回は2023年のBtoB展示会の動向を解説します。

オンライン展示会と主催社別の動向

展示会の主催者によりますが、基本的にオンラインとオフライン並行開催、もしくはオフライン単体の開催が多く、オンラインのみ開催の出展はほとんどなくなりました

RxJapan

日本最大級の展示会を主催する企業で、資産運用、IT、マーケティング、DX,介護、医療、製薬、製造など幅広いBtoBの展示会を開催しています。オフラインの展示会がメインで、2021年までは来場者数が軒並み低下していましたが、2022年から2023年はコロナ前の来場者数へ回復しています。

BOXIL EXPO

資料請求サイトのスマートキャプ社が運営する展示会で、2020年からオンライン展示会をメインで開催しており、2023年も引き続きオンライン展示会をメインで主催しています。展示会の領域は営業や人事、財務、マーケティング担当向け といった職種別の展示会が主になっています。2023年11月にはオフライン展示会の開催を予定しています。

ITトレンドEXPO

資料請求サイトのITトレンドを運営している、株式会社Innovation & Coが開催している展示会で

2019年まではオフライン開催のみで、2020年〜2022年はオンライン開催がメインでした。2023年からはオンラインとオフラインの並行開催になっています。

Informa Markets Japan

Informa Markets Japanは美容 、ファッション・アパレル、健康・栄養 、ヘルスケア・製薬、ジュエリー、製造・機械・機器、海事・運送・ロジスティクス、メディア・エンターテインメントの分野で展示会を主催している会社です。2023年からもほぼオフライン展示会の開催で、来場者人数もコロナ前の水準へ回復しています。

出展するならオンラインとオフラインどちらへ出展したほうがいい?

目的にもよりますが、リードの獲得や商品機能のフィードバック、新機能のアイデアを集めるなどが目的の場合は、オフラインの展示会へ出展することをおすすめします。

BtoBの展示会へ出展することのメリットにも記載していますが、参加者の普遍的なインサイトがあり、今後もオフライン展示会はコロナ禍前に回復すると考えています。また、オフラインの展示会はその場で複数の見込み顧客と対面で会話できるので、商談の温度感を掴みやすくなります。

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