2025年8月5日長野県立病院機構は、長野県立こども病院の看護師が電子カルテのディスプレイを自身のスマートフォンで撮影し、
その画像を知人との個人間のやり取りで「LINE」に送信していた事案を公表しました。
電子カルチ画像の無許可共有の概要
送信画像には診療科名と患者氏名が表示されていましたが、患者氏名と病棟名は画像処理で黒塗りが施されていました。現時点で、患者個人が特定される情報の漏えいは確認されていません。
7月に県に通報があり、病院側が聞き取り調査を進め、8月に事実を公表していました。
女性看護師は「自分の職場のことを知ってもらい、看護師としての苦労を分かってもらいたかった」と話し、深く反省していたということです。
確認された内容
送信された画像は、電子カルテの患者一覧画面と照合され、診療科名と患者氏名が表示される画面であることが確認されました。黒塗り処理は施されていたものの、病院側は情報セキュリティポリシーおよび秘密保持義務違反と位置付け、患者・家族・県民に対して謝罪しています。報道によれば、画面には24名分の患者情報が表示されていたとされています。
影響評価
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個人特定のリスク:氏名は黒塗りで、現時点で個人が特定された事実は未確認。ただし、診療科等の文脈情報は機微性を帯びる場合があり、内部規程上の重大な逸脱です。
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二次流布の可能性:私的端末での撮影・送信は、受信者側端末やクラウドバックアップ等への意図しない二次保存・拡散の可能性が残ります。
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信頼への影響:医療現場の情報倫理・患者信頼に対する影響は小さくありません。
発生から判明までの経緯
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2025年4月4日:看護師が「LINE」で画像を知人へ送信。
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2025年7月22日:県担当課が通報文書(郵送)を受理。
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2025年7月31日:病院機構が調査を開始。
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2025年8月1日:漏えい事実を確認。
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2025年8月5日:機構がプレスリリースを発出。
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2025年9月4日:機構が懲戒を発表、看護師は停職1か月の処分。
一部参照








