2026年1月15日、産経新聞の報道によると警視庁は、他人になりすまして信用情報の開示請求をした疑いなどで男らを再逮捕したと発表し、関係先から押収した機器の解析で1万3千人以上の氏名や勤務先などの個人情報が見つかったと報じられました。
概要
報道によると、逮捕された男らは、偽の在留カードなどを製造する違法ビジネスに関わりつつ、偽造した身分証を用いてJICCに信用情報の開示請求を行い、情報を得ようとした疑いが持たれています。
押収物の解析で見つかった個人情報は1万3千人以上に上り、マイナンバーカード等の文字を削り取って、別人の個人情報を印字したラミネートフィルムを貼るなどの方法で偽造していた可能性があるとされています。少なくとも令和5年(2023年)6月ごろから偽造を繰り返していた疑いも示されています。
また、捜査当局は協力者の存在や、中国人グループとの関係も含めて経緯を調べているとされています。
2024年のJICC不正開示事案
2024年4月1日、JICCはスマホアプリを利用したオンライン開示申し込みで、第三者が本人確認書類を偽造して不正に開示申し込みを行い、個人の信用情報が第三者に開示されたと発表しました。
2024年3月25日〜4月1日の間に不正申込を確認し、遡って調査した結果、4月1日時点で16件の偽造書類による不正申込が判明。スマホアプリは一時停止され、金融庁・警察への報告と再発防止策の対応が進められました。
信用情報が漏れると起きる被害)
信用情報は、住所や氏名のような個人情報だけでなく、契約状況などの金融行動の履歴を含みます。第三者に開示されると、次のような二次被害が現実味を帯びます。
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なりすまし審査の精度向上(「どこで何を契約しているか」を前提にした詐欺が成立しやすい)
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追加の個人情報詐取(不足情報を埋めるための標的型フィッシング、電話詐欺)
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不正なクレジット申込・ローン申込の試行回数増(本人確認を通すための材料が増える)
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被害者側の対応負担増(照会、記録、各所への連絡、信用監視など)
参照






