Node.js(JavaScript)でバイナリデータ解析に使われるnpmパッケージbinary-parserに、コードインジェクションの脆弱性(CVE-2026-1245)が公表されました。影響を受けるのは2.3.0未満で、条件次第ではNode.jsプロセス権限で任意のJavaScriptが実行される可能性があります。
脆弱性の対象バージョン
CVE-2026-1245の影響を受けるのは、binary-parser 2.3.0未満です。
パーサ定義を外部入力で動的に組み立てる実装だと、フィールド名やエンコーディング指定などを経由して生成コードが改変され、任意のJavaScript実行につながる可能性があります。
対策バージョン
対策は、binary-parser 2.3.0以降へアップデートすることです。
2.3.0で入力検証や安全化が追加され、この問題に対する緩和策が実装されたとされています
脆弱性の概要
CERT/CCの脆弱性ノート(VU#102648)によると、binary-parser(2.3.0未満)はFunctionコンストラクタを用いて実行時にJavaScriptコードを生成します。その際、パーサ定義のフィールド名や、文字列パースで指定するエンコーディング名などの値が、検証・無害化されないまま生成コードへ組み込まれるケースがありました。
このため、アプリケーション側が外部入力(ユーザー入力や外部データ)を使ってパーサ定義を動的に組み立てていると、生成コードが改変され、攻撃者が意図したJavaScriptが実行される可能性があります。
この脆弱性はセキュリティ研究者の Maor Caplan 氏によって特定され、ライブラリ管理者の Keichi Takahashi 氏によって修正されました。








