関通、サイバー攻撃の影響で赤字へ

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関通、サイバー攻撃の影響で赤字へ

2024年9月13日 物流や倉庫管理システム「クラウドトーマス」を提供する株式会社関通(証券コード: 9326)が悪意を持った第三者からサイバー攻撃とランサムウェア攻撃を受けたことを発表しました。

2025年1月14日、2025年2月期第3四半期連結決算で赤字になることを発表しました。

決算概要

2024年9月12日に発生したサイバー攻撃の影響により2025年2月期第3四半期連結決算の売り上げは、前年同期比28.9%増の111億8800万円、営業損益は1200万円の赤字、最終損益は4億4300万円の赤字となりました。

また、非開示だった通期の業績予想では連結最終損益が7億4200万円の赤字の見通しとなります。

関通のサイバー攻撃について

2024年9月13日に発生したサイバー攻撃により、関通社と取引をしていた約40社が個人情報漏洩の可能性を発表しました。

なお、2024年10月に外部のセキュリティ専門業者による調査結果以降、リークサイトへの継続的な監視を行いダークウェブでの継続的な監視を実施していたが、10月18日時点では関通の情報の掲載や公開は確認されておらず

調査結果により、情報漏洩の事実が確認されていないことを発表しました。