Apache bRPCに深刻なJSONパース 脆弱性(CVE-2025-59789)

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Apache bRPCに深刻なJSONパース 脆弱性(CVE-2025-59789)

Apacheの高性能RPCフレームワーク「bRPC」に、リモートからサーバをクラッシュさせられる深刻な脆弱性(CVE-2025-59789)が見つかりました。これを受けて、Apacheは2025年10月27日付で修正版となる bRPC 1.15.0 をリリースしており、公式サイトからソースコードがダウンロード可能になっています。

脆弱性の対象バージョン

Apache bRPC 1.15.0 未満の全バージョン

脆弱性の対策バージョン

Apache bRPC 1.15.0以上のバージョン

脆弱性の概要

リモートの攻撃者が、細工した「極端に深い入れ子構造のJSON」を送りつけることで、スタックオーバーフローを引き起こし、サーバプロセスをクラッシュ(DoS)させることができます。

技術的には、bRPCの json2pb はネットワークから受信したJSONを rapidjson でパースしていますが、rapidjsonのデフォルト実装は再帰的なパース方式を取っています。

この状態で、攻撃者が非常に深いネスト(再帰構造)を持つJSONを送信すると、関数呼び出しが際限なく深くなり、

最終的にスタック領域を使い切って スタックオーバーフロー → プロセス異常終了 に至ります。