神奈川県 厚木 警察署、行政文書の紛失-副本の誤廃棄の可能性、外部流出は確認されず

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神奈川県 厚木 警察署、行政文書の紛失-副本の誤廃棄の可能性、外部流出は確認されず

神奈川県警・厚木警察署は2025年11月19日、交通第二課で作成された「捜査関係事項照会書の副本」を紛失したと発表しました。当該文書は令和6年中に作成されたもので、照会対象者の住所・氏名等を含む行政文書です。庁舎外への持ち出しは想定されていない性質の書類であり、現時点では庁舎内での誤廃棄の可能性が高いとみられ、個人情報の外部流出は確認されていません。同署は保管管理の不備を謝罪し、再発防止に努めるとしています。

紛失した文書の性質

紛失が判明したのは交通第二課が捜査上の必要に応じ、関係機関等へ照会する際に作成する「捜査関係事項照会書」の副本です。副本は内部保存・参照を目的とした書類で、通常は庁舎外に持ち出して使用しない運用となっています。記載事項には照会対象者の住所・氏名などの個人情報が含まれます。

これまでに判明している事実

同署によると、当該副本は庁内で保管されていたものの所在が確認できず、運用実態や回収状況の点検を踏まえ、庁内で誤って廃棄された可能性が高いと判断しています。現時点で、当該個人情報の外部流出や二次被害は確認されていません

影響とリスク認識

今回の紛失は副本に限定され、捜査の本流や外部機関とのやり取りに即時の支障は生じていないとみられます。一方で、個人情報を含む行政文書の保管・廃棄手続きに不備があったことは重く、庁内での文書管理の実効性向上が求められます。

2025年以降に実際に起きた「書類紛失」事例

1) JA新いわて:公金収納関連の紙文書を誤廃棄(709件)

JA新いわては、岩手県公金収納に関する紙書類を誤廃棄し、709件の個人情報(氏名・住所・口座番号等)を含む可能性を公表。廃棄工程の点検と再発防止を表明しました(2025年8月8日)。

2) 神奈川県:会議委員の口座情報・マイナンバー記載書類の所在不明

神奈川県は、設置会議の委員報酬支払いのために受領した口座振込申込書マイナンバー確認書(1名分)が所管課内で所在不明になったと発表。氏名・住所・生年月日・電話番号・口座情報マイナンバーが含まれ、庁内捜索を継続としています

3) 青森県警:パトカーの屋根に捜査資料を置いたまま発進→紛失

青森県警で、複数人の氏名を含む捜査資料をパトカーの屋根に置いたまま出発し紛失。約1時間後に拾得物として届け出があり回収されましたが、個人情報を含む紙資料の取り扱いミスとして処分が公表されました