じほうグループ、クラウドメールに不正アクセスされフィッシングメールを送信される

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じほうグループでクラウドメールに不正アクセスされフィッシングメールを送信される

株式会社じほう、および株式会社じほうビジネスサービスは2026年2月26日、同社グループが導入・利用するクラウドメールサービス上の特定アカウントに第三者の不正ログインが発生し、当該アカウントのアドレス帳に登録されていたメールアドレスの一部が閲覧・取得された可能性があると公表しました。あわせて、そのアカウントからアドレス帳登録先に向けて不審なフィッシングメールが送信されたことを確認したとしています。

概要

公表によれば、確認されている事実は、不正ログインを受けたアカウントからアドレス帳登録先へフィッシングメールが送信された点です。現時点で、それ以外の情報流出は確認されていないとしています。

漏えいした可能性のある個人情報

漏えいの可能性があるのは個人情報はメールアドレスで、件数は最大890件とされています。

原因

原因は、クラウドメールサービス上の特定アカウントへの不正ログインと説明されています。

情シスが押さえるべき実務ポイント

今回の事案は、クラウドメールの単一アカウント侵害が、そのまま取引先・関係者へのフィッシング配信基盤として悪用される典型例です。組織側では次の観点が再発防止の核になります。

  • 侵害アカウントの強制リセット
    パスワード変更だけでなく、セッション失効、アプリパスワードや連携トークンの棚卸し、転送設定・署名・自動応答の改ざん確認まで含めて後始末します。

  • MFAと条件付きアクセスの徹底
    メールは外部接点の中心です。MFA(多要素認証)必須化に加え、国外IP・異常端末・レガシー認証の遮断、管理者アカウントの追加制限が効きます。