神奈川県、指定管理者によるメール誤送信で個人情報流出を発表

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神奈川県、指定管理者によるメール誤送信で個人情報流出を発表
2025年2月25日、神奈川県立地球市民かながわプラザの指定管理者である公益社団法人青年海外協力協会が、メール送信時のミスにより、125件のメールアドレスを流出させたことが発覚しました。本件は、メール誤送信によるもので不正アクセスなどのサイバー攻撃ではありません。

メール誤送信の概要

2025年2月25日(火曜日)10時44分に、「野町和嘉氏トークイベント」参加者あてメールを送る際、送信相手のメールアドレスをBCC欄に入力すべきところ、誤ってCC欄に入力し一斉送信。 受信した方が他の参加者のメールアドレスを見ることができる状態となり、個人情報(メールアドレス)が流出

流出した個人情報

メールアドレス125件

誤送信対策

CCをBCCに自動変換する無料有料ツールは様々ですので、こういったツールの導入が今回のインシデント対策になります。 また、メール誤送信対策ツールを提供するオレンジソフトによると、 メール誤送信の防止策としては、送信ボタンをクリックする前に、メールアドレスを二重チェックすることが重要です。人為的ミスがサイバーセキュリティインシデントの主な原因とされます。 米国セキュリティ会社の調査によると、サイバーセキュリティ侵害の74%は人為的ミスによると言われています。 すべてのエラーが壊滅的な結果につながるわけではありませんが、重大な損害をもたらす可能性はあります。そのため、電子メール通信の細部に注意を払うことは、データ セキュリティを維持する上で不可欠な要素となります。 と記載しており、誤送信対策ツールの導入やメールのオートコンプリート設定の停止が一般的な対策となります。