
株式会社みちのりホールディングスは2025年4月8日、同社が利用する一部のサーバーに対しサイバー攻撃を受け、システム障害が発生したことを明らかにしました。今回のインシデントにより、従業員情報や取引先情報などが漏えいした可能性があり、現在調査が進められています。
システム障害とサイバー攻撃の確認
サーバーの異常が最初に確認されたのは2025年3月30日。同社は翌31日に外部からの不正アクセスによるサイバー攻撃の可能性が高いことを把握しました。被害に遭ったシステムについてはすでにネットワークから隔離し、復旧作業と再発防止策の策定に着手しているとしています。
フォレンジック調査を実施中
現在、同社は外部の専門機関と連携し、フォレンジック調査を実施しています。調査の目的は、攻撃の原因や影響範囲、そして具体的な情報漏えいの有無を特定することです。現時点では情報漏えいの事実は確認されていないものの、結果が判明次第、同社のウェブサイトで速やかに公表するとしています。
影響を受けた可能性のある情報
今回の事象では、従業員に関する情報、取引先の情報などが保存されていたサーバーが影響を受けた可能性があるとされており、内容の詳細は調査の進捗を待つ状況です。
企業からのお詫びと対応
みちのりホールディングスは「お取引先様及び関係者の皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます」と謝罪の意を示しており、今後も状況に応じて最新情報を公表していく方針です。