マスターカードを騙るフィッシングメール(迷惑メール)の実例【注意喚起】

セキュリティニュース

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マスターカードを騙るフィッシングメール(迷惑メール)の実例【注意喚起】

マスターカードを騙るバラまき型のフィッシングメール(迷惑メール)が配信されていますので、注意喚起の為記載します。

なお受信しているメーラーはGmailで「迷惑メールに該当する可能性がある。と警告が発生しています。ほかのメーラーの挙動は確認できていないのでご注意ください

以下の内容は、ちょうど証券口座への不正アクセスが騒がれた2025年4月~5月に配信されています。怪しいメールは開いてもURLをクリックしてサイトへ遷移しないようご注意ください。

2025年4月18日追記:不正アクセスによる証券口座のアカウント 乗っ取りが急増-2カ月半で1454件、被害総額は約950億円超に

件名:MasterCardカード】:ご利用状況確認のお願い

MasterCardカーご利用状況確認のお願いという迷惑メールの実例

MasterCardカーご利用状況確認のお願いという迷惑メールの実例

フィッシングメールの一部内容

もMasterCardをごありがざいま
下記の認照会引がごいまご確認たしす。
用日:2025-04-22
ご利用者:本人
ご利用額:13,691円
ご利用所:国内加盟店ショッピング
——————–
※本大切お知せのたール配の許諾いたいて信してす。
※通販などのご用の場ご利日時・る場がござます。
※国内用され場合盟店の約状により店」と示さる場合います。
※ご契ンセとなっのお取し情報ません

件名:MasterCardカード】:ご利用状況確認のお願い

MasterCardカード】ご利用状況確認のお願いという迷惑メール.png

MasterCardカード】ご利用状況確認のお願いという迷惑メール.png

フィッシングメールの一部内容

いつもMasterCardカードをご利用いただき、ありがとうございます。
下記の承認照会取引がございましたため、ご確認をお願いいたします。
ご利用日:2025-05-02
ご利用者:本人
ご利用金額:58,500円
ご利用場所:国内加盟店ショッピング
※本サービスは大切なお知らせのため、メール配信の許諾をいただいていない方にも配信しております。
※通販サイトなどでのご利用の場合、実際のご利用日時・金額と異なる場合がございます。
※国内でご利用された場合でも加盟店の契約状況により「海外加盟店」と表示される場合がございます。
ご契約キャンセルとなった場合のお取消し情報は配信されません。
確認手続きを進める
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
発行者
マスターカード ジャパン株式会社
東京都渋谷区桜丘町26番1号セルリアンタワー16階

なぜフィッシングメールを配信するのか?

バラまき型のフィッシングメールは、1万人送付して1件引っかければ十分利益になります。そのためサイバー攻撃者は機械的かつ大量にサイバー攻撃を行っています。

法人のメールアドレスならフィッシングメールは配信されない?

法人のメールアドレスにもフィッシングメールは配信されます。

株式会社ベル・データ、2024年9月のランサムウェアで約4万7千件個人情報漏洩を発表し、取引先の一部メールアドレスがダークウェブ上にアップロードされている事も記載されています。

法人向けのフィッシングメールはサイバー攻撃者側も多数の利益を受けることができるので、個人向けのフィッシングメールより注意が必要です。