ServiceNow(サービスナウ)は、サイバー露出管理(Cyber Exposure Management)領域のArmisを買収すると発表しました。買収額は77.5億ドルで、1ドル=155円で換算すると約1兆2,012億円に相当します。買収完了は、規制当局の承認などを前提に2026年後半を見込むとしています。
概要
今回の買収は、Armisが強みを持つ「IT資産だけでなく、OT(制御系)やIoT、医療機器などのサイバーフィジカル領域まで含めた資産の可視化・リスク把握」と、ServiceNowが得意とする「ワークフローによる対応の自動化(修復、通知、エスカレーション、継続的な運用)」を結びつける狙いがあります。
ServiceNowは、2025年に入ってからセキュリティ領域の買収を明確に強めています。直近の動きとしては、次の2つが特に大きいです。
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Veza(アイデンティティ・セキュリティ)
「誰が、どのデータやアプリにアクセスできるか」を可視化・統制する領域を強化し、権限ガバナンスを運用に落とし込む方向性です(買収額は公表されていない)。 -
Armis(露出管理・サイバーフィジカル領域)
ITに加えてOTや医療機器まで含む攻撃対象領域の把握を取り込み、発見→優先度付け→対応の実行までを運用でつなぐ狙いです。
この2件を並べると、ServiceNowがセキュリティ領域で取りにいっているのは、「ID(権限)」と「露出(資産・リスク)」の両方で、最終的には運用で可視化/対応する事を自社プラットフォームに寄せる構図です。直前のVeza買収と合わせて見ると、ServiceNowはセキュリティを周辺機能ではなく、プラットフォームの中核に引き上げる動きを加速させています。






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