慶應義塾大学 SFCのSFC-CNSメールで不正アクセス-パスワード漏えいの可能性「高い」

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慶應義塾大学 SFCのSFC-CNSメールで不正アクセス-パスワード漏えいの可能性「高い」

慶應義塾情報センター(KIC)およびCSIRTは、SFC-CNSメールサービスにおいて未知の脆弱性を突いた外部からの不正侵入が確認されたとして、緊急のお知らせを公表しました。調査の結果、利用者のメールパスワード(IMAP/SMTP-AUTH)が漏えいした可能性が高いことが判明したため、二次被害防止の観点からメールパスワードの強制リセットを実施するとしています。

関連:慶應義塾 SFCのメールサービスへ不正アクセス-認証情報など漏えいの可能性シスコの脆弱性を悪用か(CVE-2025-20393)

概要

今回の案内は、不正侵入が確認されたことに加え、メールパスワード漏えいの可能性が高いと判断されたため、KIC側が緊急措置として全CNSアカウントのメールパスワードを強制リセットする、という内容です。強制リセット後はメールの閲覧・送信ができなくなりますが、メールの受信設定済みの転送機能は継続稼働するとされています。強制リセットから再設定までに届いたメールはサーバに保持され、再設定後に閲覧可能になると説明しています。

原因

リリースでは、原因は未知の脆弱性を突いた外部からの不正侵入とされています。侵入経路や手口の詳細、影響範囲の確定などの追加報告は、今後KICおよびCSIRTから改めて行うとしています。

緊急措置:メールパスワードの強制リセット

  • 実施日時:本案内後速やかに

  • 対象:全CNSアカウントのメールパスワード(IMAP/SMTP-AUTH)

  • 影響:メールの閲覧・送信が不可

  • 継続:メールの受信および転送機能は稼働継続

  • 再設定までに届いたメール:サーバに保持され、再設定後に閲覧可能

Ciscoへのゼロデイ攻撃との関連性

今回のSFC-CNSメールの不正侵入と直接の関連があるかは不明ですが、直近ではTOKAIコミュニケーションズが2025年12月19日、法人向けメールサービス「OneOffice Mail Solution」の一部サーバ機器が外部から不正アクセスを受け、一部情報が外部へ漏えいした可能性があると発表しています。漏えいの事実は現時点で確認できていないものの、調査の結果として不正アクセスの痕跡が認められたとしています。

この件は同社が利用するCisco Secure Email GatewayおよびCisco Secure Email and Web Manager(Cisco AsyncOS)を狙った攻撃キャンペーン(CVE-2025-20393)に関連している恐れがある点も示されています。