英国の有名なハッカー「IntelBroker」が起訴、被害総額は約2,500万ドル(約36億円)

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英国の有名なハッカー「IntelBroker」が起訴、被害総額は約2,500万ドル(約36億円)

2025年2月、FBIは「IntelBroker」または「Kyle Northern」として知られるKai West(カイ・ウエスト) 25歳男性を起訴しました。ニューヨーク南部地区連邦地裁で提出された起訴状には、コンピュータ不正アクセス、詐欺、共謀など18 U.S.C.の複数の条文に違反する4つの重罪が記載されています。Westは、2022年末から2025年初頭にかけて、複数の企業や医療機関などにサイバー攻撃を仕掛け、被害総額は約2,500万ドル(約36億円)に上るとされています。

IntelBrokerとは

脅威アクターがシスコシステムズへ不正アクセスを主張 ハッキングしたデータを販売中

「IntelBroker」はダークウェブ上のハッキングフォーラムで活発に活動していました。フォーラム上では約335件のスレッドを立て、そのうち158件が盗まれたデータの販売に関する投稿でした。その多くが米国内の企業から盗まれたもので、Moneroなどの匿名性の高い仮想通貨を使い支払いを受けていたとされています。

このハッカーはノキアやシスコシステムズ、ユーロポール、 ゼネラル・エレクトリックなどへのハッキングを主張していました。

捜査の概要

2023年1月、覆面捜査官がIntelBrokerから盗まれたAPIキーを購入したとされています。この販売に使用されたビットコインアドレスは、ウェスト氏名義の英国運転免許証に登録されたアカウントが所有していた、Rampオンラインバンキングプラットフォームで以前に作成されたウォレットにまで遡りました。

Rampアカウントで使用されていたのと同じメールアカウントが、ウェストの既知のペルソナである「カイル・ノーザン」で登録されたCoinbaseアカウントにも紐付けられていたと報じられています。このメールアカウントには請求書、大学からのメール、ウェストの免許証の写真などが含まれており、FBIはカイ・ウェストとIntelBrokerのペルソナを結びつけることができました。