Temu(テム)の安全性に揺らぎ 米国で販売された子供用 パジャマセットが火傷の危険性でリコール
2024年7月10日 米国のEC アプリ Temu(テム)で販売された子供用 パジャマセット 4万5千セット以上が火傷の危険性と連邦可燃性基準違反でリコールとなりました。 Temu(テム)は過去にも米国で複数のリコールが発生しており、安全性への不安が叫ばれています。
Temu(テム)のパジャマセット リコールの内容
このパジャマセットは Fashion Online、Lovely Angel、Juvenno Kidsという業者がTemu(テム)で独占販売しており、1歳から8歳までのサイズがあり、2022年10月から2024年5月までの間に約23ドルで販売される予定でした。
画像引用:CPSC
消費者製品安全委員会のガイドラインによると、「米国消費者製品安全委員会は、マッチやスペースヒーターなどの発火源に触れた場合に子供が火傷を負わないように、子供用寝間着の国家的な可燃性安全基準を設定しています。」
「連邦安全規則では、9か月以上のサイズで販売されるすべての子供用寝間着は、難燃性またはぴったりとしたものでなければなりません。」
となっておりこの基準に違反してリコールとなりました。
なお、2024年7月10日時点で Temu(テム)はこの件に関して公式リリースを出していません。
一部引用:Temu children’s sleepwear recalled due to burn hazard
Temu(テム)はなぜ安いのか
Temu(テム)が安い理由は、ウィグル人を強制労働をさせていたり、制度をハックし送料を安くし、製造コストを下げているからと指摘されています。
Temu(テム)の危険性とは
Temu(テム)はノーブランドの格安製品を販売する中国発のEC アプリですが、米国市場では注文1件あたり平均30ドルの損失を出しているとされ、目的が不明瞭なサイトとして指摘されていましたが、アメリカのアーカンソー州でTemu(テム)はユーザーへマルウェアをインストールさせスパイしているとして危険性を指摘され訴訟を起こされています。
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