米 ハリバートンへのサイバー攻撃で3500万ドル(約54億1,024万円)の損失

2024年8月21日にアメリカの石油関連サービスを提供するハリバートン(Halliburton)へサイバー攻撃が発生しました。このサイバー攻撃とランサムウェアで同社は3,500万ドル(約54億1,024万円)の損失が発生した事を発表しました。

ハリバートンへのサイバー攻撃の概要と損失について

2024年8月21日に第三者から不正アクセスを検知し、ハリバートン社は IT インフラの一部をシャットダウンしましたが、これにより限定的な運用上の影響とクライアント システムの切断が発生しました。

※不正アクセスされた情報の種類とデータ侵害の範囲については、現在も調査が続いています。

同社の2024年第3四半期の財務報告によると、このサイバー攻撃に関連する費用は3,500万ドル(約54億1,024万円)に達した　としています。 なお、同社の純資産や株価、売上からみても同社への影響は軽微だと予測されています

このサイバー攻撃攻撃はRansomHubか

RansomHub のリーク Web サイトには、2024年9月2日時点ではハリバートンへのサイバー攻撃について具体的に言及されていません。

しかし、複数の海外のセキュリティ研究者はこのサイバー攻撃の裏側には、ランサムウェア攻撃グループの「RansomHub」が関わっていると指摘されています。