青森ダイハツモータースが顧客の損保契約情報を契約外の損保企業へ共有し個人情報漏洩を発表
2024年9月9日 株式会社青森ダイハツモータースは同社と契約している損害保険契約者の情報を、契約外の損害保険会社(あいおいニッセイ同和損害保険株式会社、東京海上日動火災保険株式会社、損害保険ジャパン株式会社)に共有していた事を発表しました。共有した契約情報は4,106件となります。
情報漏洩の概要
青森ダイハツモータースにおける保険契約管理業務において、同社社員が、顧客情報を含むリスト(例:満期契約リスト)等を社内関係者にメール送信する際に、宛先に青森ダイハツモータースの取引先の各保険会社社員を含めて設定していたことにより、顧客が契約していない保険会社への情報漏えいが発生。
データの提供先
・あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
・東京海上日動火災保険株式会社
・損害保険ジャパン株式会社
漏洩した個人情報の内容
インシデントの発生時期:2022年4月から2024年5月までの保険契約の一部
以下4,106件
・契約者氏名
・証券番号
・損害保険会社
・青森ダイハツモータース担当店舗
・青森ダイハツモータース担当者等
※住所、電話番号、メールアドレス、クレジットカード番号、銀行口座情報等は含まれていない。
【お問合わせ窓口】
・株式会社青森ダイハツモータース お客さま相談窓口
・電話番号:0120-660-129
・受付時間:10:00~17:00【定休日(火曜日)除く】
引用
損保保険会社の不正情報共有について
出向者から情報漏洩が発生した損保保険企業は以下になり業界として不正に情報共有が行われていました。
・損害保険ジャパンがおよそ99万件
・東京海上日動がおよそ96万件
・三井住友海上がおよそ33万件
・あいおいニッセイ同和がおよそ21万件
東京海上日動火災保険は出向者から不正個人情報の共有を受け金融庁に改善報告書を提出しています。
さらに、日本生命相互会社でも同様のセキュリティインシデントが発生し約9.6万人の個人情報が漏洩した事を発表しました