2025年7月29日、TP-Link製のルーター「Archer C50」に関する重大な脆弱性を公表しました。この脆弱性は、設定ファイルの暗号化に使われるDES鍵がファームウェアにハードコードされていることに起因しており、機器の認証後に機密情報の復号が容易に可能となる点で非常に深刻です
脆弱性の概要(CVE-2025-6982)
対象製品であるTP-Link Archer C50はすでにサポート終了(EOL)しており、セキュリティ更新や修正プログラムの提供は行われていません。
このルーターでは、設定ファイルの暗号化にDES(Data Encryption Standard)をECB(Electronic Codebook)モードで使用しており、さらにその鍵が全機器共通の静的なハードコード鍵となっています。このため、攻撃者は設定ファイルを入手できれば、簡単にオフラインで復号が可能です。
TP-Linkのルーターはサイバー攻撃の踏み台や中国製という事で危険性を度々指摘されています。
本製品はEOLしているので、出来るだけ買い替える事をお勧めします。
主なリスク
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管理者IDとパスワード
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Wi-FiのSSIDおよび暗号鍵
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静的IP、DHCP設定、DNSサーバ情報
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内部ネットワーク構成やトポロジーの把握
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さらなる攻撃の足がかりとなる情報収集
この脆弱性は、ルーターが実行中でなくても設定ファイルがあれば攻撃可能であり、物理的なアクセスも不要です。
技術的詳細
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暗号方式:DES(ECBモード)
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鍵の取り扱い:ハードコードされた共通鍵(デバイス毎の違いなし)
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認証:機器へのアクセス認証後に設定ファイルを取得可能
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暗号の弱点:ランダム性とメッセージ認証が欠如しており、復号が極めて容易








