三井住友DSアセットマネジメント株式会社は2026年10月16日、投資信託の直接販売サービス「三井住友DS投信直販ネット」で、取引委託業者のシステムへの不正アクセスを受け、マイページへのログインが一時的にできなくなっていたと公表しました。
利用できなかったのは10月15日19時50分頃から16日6時頃までの約10時間10分です。同社は不正アクセスを検知したことによる予防的な措置としてシステムを停止しており、16日朝までに復旧したとしています。10月16日の発表時点で、顧客の口座情報や取引への影響は確認されていません。
三井住友DS投信直販ネットのマイページ停止のサマリー
- 公表日:2026年10月16日
- 対象サービス:三井住友DS投信直販ネット
- 不正アクセスが検知された場所:同サービスの取引委託業者のシステム
- サービスへの影響:マイページに一時ログインできない状態が発生
- 停止時間:10月15日19時50分頃~16日6時頃(約10時間10分)
- 停止理由:不正アクセス検知を受けた予防的措置
- 復旧状況:10月16日朝に復旧し、通常利用が可能
- 顧客への影響:同日の発表時点で、口座情報や取引への影響は確認されていない
- 問い合わせ:0120-45-1104(営業日9時~17時)
| 項目 | 公表内容 |
|---|---|
| 公表企業 | 三井住友DSアセットマネジメント株式会社 |
| 対象 | 三井住友DS投信直販ネットのマイページ |
| 原因となった事象 | 取引委託業者のシステムで第三者による不正アクセスを検知 |
| 利用停止時間帯 | 2026年10月15日19時50分頃~10月16日6時頃 |
| 対応 | 予防的なシステム停止と復旧 |
| 現在の利用状況 | 通常どおり利用可能 |
| 口座情報・取引への影響 | 現時点で確認されていない |
取引委託業者のシステムで不正アクセスを検知、予防的にサービスを停止
今回の不正アクセスが検知されたのは、三井住友DSアセットマネジメントが投信直販ネットの取引を委託している業者のシステムです。同社は予防的措置としてシステムを停止したため、顧客がマイページへログインできない状態が生じたと説明しています。
停止が始まったのは10月15日夜で、翌16日午前6時頃に復旧しました。発表では、通常どおりサービスを利用できる状態に戻ったとしています。
なお、10月16日の公表文では、委託業者の社名や不正アクセスの手法、侵入経路について具体的な説明はありません。マイページの停止は確認されていますが、これを顧客口座への侵入や不正取引が発生したという意味に解釈することはできません。
顧客の口座情報・取引への影響は確認されず
三井住友DSアセットマネジメントは、10月16日の発表時点で顧客の口座情報や取引への影響を確認していないとしています。
一方、今回の公表はマイページの停止と復旧に関する案内であり、委託業者側の調査結果や不正アクセスの全容を示したものではありません。「影響が確認されていない」という説明を、あらゆる情報漏えいの可能性が否定されたという断定に置き換えることはできません。
復旧後もログインできない場合、同社は問い合わせ窓口への連絡を案内しています。問い合わせ先は0120-45-1104、受付は営業日の午前9時から午後5時までです。
利用者が確認したいこと
今回の発表を受けて、利用者が一律にパスワードを変更するよう求められているわけではありません。ただし、金融サービスを装う不審なメールやSMS、電話を受けた場合は、記載されたリンクからログインせず、公式サイトを直接開いて案内を確認してください。
特に「不正アクセスの確認」「口座の保護」「取引の再開」などの名目でパスワードや認証コードの入力を求める連絡には注意が必要です。身に覚えのない取引やログインに関する問題がある場合は、公式の問い合わせ窓口に相談してください。これらは一般的な予防策であり、今回の事象に起因するフィッシング被害が確認されたことを意味しません。
金融機関の情報システム部門が確認したい委託先障害への対応
今回のように外部の取引委託業者で不正アクセスが検知された場合、利用企業側に直接の侵害が確認されなくても、サービスを予防的に停止することがあります。
金融機関やサービス運営企業では、委託先からのインシデント連絡窓口に加え、停止の判断基準、顧客向け告知の担当、復旧時の安全性確認の手順をあらかじめ整理しておく必要があります。今回の公表は停止・復旧の事実を中心としたものであり、個別の技術的な対策や調査結果は説明されていません。








