ハッカーが日本人 10万件分のメールアドレスを公開【注意喚起】

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ハッカーが日本人のメールアドレス リスト 10万件を配布【注意喚起】

2025年5月末日にハッキングフォーラムでハッカーが10万件の日本人のメールアドレスリストを配布しています。

セキュリティ対策Labで確認すると、個人利用のフリーメールアドレスが主で、漏えいしたメールアドレスを
Have I Been Pwnedで確認すると以下サービスで漏洩したリストのコンボリストのようです。

漏洩した対象のリスト

・2008年:マイスペースからの漏洩
・2023年:チューリッヒ日本のインシデント
・2023年:Naz.APIのクレデンシャルスタッフィングリスト
ハッカーが公開した声明では新規性の高いメールアドレスであることが示唆されていますが、上記の通り実際は過去漏洩したメールアドレスを組み合わせたリストの為、新規性のあるリストではありません。
一方で、こういったコンボリストはフィッシングメールフィッシング詐欺の対象となり悪用されることが多いため、個人でもセキュリティ対策を実施する必要があります。



対策

https://haveibeenpwned.com/で自身のメールアドレスを検索し、上記リストを含め直近漏洩として認定される場合は、IDとパスワードを変更する。漏洩したメールアドレスの利用を控える などです。
また、Gmailが漏洩した場合はGoogleアカウントでパスキーを設定する事をお勧めします。



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