物流・倉庫管理を担う関通(兵庫・尼崎)は、実体験から得たセキュリティ知見を活かした実践型プログラム「サイバーガバナンスラボ」を2025年6月より会員制で提供開始しました。
2024年9月のランサムウェア被害を乗り越えて
関通は2024年9月にクラウド倉庫管理システム「クラウドトーマス」を運用するサーバ群がランサムウェア攻撃を受け、取引先とのネットワークを遮断し、約47社にわたるECサイトで出荷停止や個人情報漏えいのリスクが懸念されました(G大阪、大幸薬品、アスクル等多数)。
以降、切り替え環境の構築やセキュリティ専門家による調査を経て、10月には「漏えいは確認されず」との公式発表がありました。ただし、出荷停止やシステム停止などの影響は一部継続し、ランサムウェアによるサイバー攻撃の被害で純損失8.4億円を計上しています。
主な対応経緯
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即時対応:9/12 障害検知 → ネット遮断/クローズ環境構築
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調査と環境再構築:詳細調査後、新環境でサービス再提供
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被害検証:10月調査で「情報漏えいはなかった」結論
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経営への影響:決算説明会延期、株主総会関連方針の変更
サイバーガバナンスラボの特徴(2025/6/23発表)
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生々しい被害事例の共有:机上論ではなく、現場を経験した企業だからこそのリアルな教訓を直接提供。
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専門家によるセッション:セキュリティ担当者が相談できるクローズドな場を設置。
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コミュニティ構築:SlackやChatworkで脅威情報や対応策をリアルタイムに共有。
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事前・事後の支援体制:攻撃前の予防策から、被害後の迅速な対応支援までを包括。
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インシデント対応サポート:即応可能な外部チームと連携し、初動対応を強力支援。
プログラムは、経営層や情報システム部門、セキュリティ実務担当者を対象に設計され、ISO認証企業CISO社との協業により、より高度なセキュリティ技術と実践知を提供するとしています。

