医療法人財団 神戸海星病院(兵庫県神戸市)は2026年2月2日、同院職員が患者の個人情報を含む書類を飲食店に置き忘れ、当該飲食店が警察へ届け出ていたことが判明したと公表しました。該当書類はすでに病院が回収し、内容確認を実施しています。
概要
病院の発表によると、置き忘れが判明したのは2026年1月22日です。書類には、2025年12月10日以降に入院した患者29名分の情報が記載されていました。含まれていたのは「氏名・年齢・病名」で、住所や連絡先情報は含まれていないとしています。
また、行政の指示に従い個人情報保護委員会へ報告し、該当する患者には個別に通知を行ったと説明しています。
現時点では、情報の不正利用などの事実は確認されていないものの、不審な連絡等があった場合は病院へ連絡してほしいと呼びかけています。
原因
原因は、病院職員による書類の置き忘れ(物理媒体の管理不備)です。システム侵害やサイバー攻撃ではなく、紙の書類の取り扱いに起因するインシデントとして整理されています。
影響範囲
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対象人数:29名
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含まれていた情報:氏名、年齢、病名
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含まれていない情報:住所、連絡先
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対象となる時期:2025年12月10日以降に入院した患者
病院の対応
発表されている対応は次の通りです。
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書類の回収と内容確認
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個人情報保護委員会への報告
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対象患者への個別通知
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不正利用の有無を継続注視し、不審連絡があれば連絡を受け付け
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再発防止として、職員教育の見直し・徹底、情報管理体制の強化を速やかに実施
情シス・医療機関の観点で押さえるべきポイント
今回の件は、紙の取り扱いが引き金になる典型例です。
医療では病名を含む情報が特にセンシティブで、住所や電話がなくても本人特定につながり得ます。
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紙で持ち出す業務フローが残っている場合、持ち出し理由・頻度・代替手段を棚卸しする
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持ち出しが避けられないなら、持ち出し記録(誰が、何を、いつ、どこへ)と保管ルール(施錠バッグ、封筒、閲覧制限)を明文化する
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置き忘れ時の初動(回収、警察・監督官庁への連絡、患者通知、広報)を手順化しておく








