
2025年6月3日、株式会社kubellは、自社のロゴや社名、画像などを無断で使用し、あたかも同社と関係があるかのように装う「偽サイト」の存在を確認したとして、注意喚起を行いました。
目次
悪質な手口──公式サイトを装う偽ページ
確認された偽サイトは、kubellの登録商標に酷似したドメイン名を使用し、同社のコーポレートサイトへのリンクを掲載するなど、公式のウェブサイトと誤認させるような構成になっていたといいます。
中には、同社が提供していない「フリーランス向け案件紹介サービス」や「オンライン契約締結プラットフォーム」を装うコンテンツも含まれており、利用者を不正な行為へ誘導する可能性があります。
kubellは、現時点でそのようなサービスは一切提供しておらず、当該サイトとは「完全に無関係」であると明言しています。
フィッシングサイト・詐欺サイトの見分け方
URL(ドメイン名)を注意深く確認する
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公式サイトに見せかけた 一文字違い や、異常に長いURL などが特徴。
- ドッペルゲンガードメインに注意
SSL証明書(鍵マーク)の有無だけでは判断しない
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鍵マーク(https)付きでも偽サイトは作れます。
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鍵の存在=安全とは限らないので過信しないこと。
日本語が不自然、画像やレイアウトが崩れている
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自動翻訳のような不自然な日本語。
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画像が荒い、リンク切れが多い。
入力を急がせる・不安を煽る
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「ログインしないとアカウントが停止されます」「○○時間以内に手続きしてください」など、不安を煽って冷静な判断をさせない手口。
運営会社や連絡先情報が曖昧または記載なし
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住所や電話番号、特定商取引法に基づく表記がない。
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運営者情報が虚偽、もしくは検索しても出てこない。
無料で使えるフィッシングサイトチェックツール
Google セーフブラウジング
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サイトの安全性を確認できる。
PhishTank
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フィッシングサイトの報告・検索ができる。
URLVoid
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サイトの評判やブラックリスト登録状況を確認。
VirusTotal(Web版)
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URLを入力すると多数のセキュリティエンジンでスキャン。
一部参照
https://www.kubell.com/news/2025/06/heads-up.html