警察庁は、特殊詐欺などの被害防止に有効なスマートフォン向けアプリを一定基準で認定し、警察庁推奨アプリとして利用を促す仕組みを公開しました。狙いは、犯人からの電話を直接受けない状態を作ることで、被害の入口そのものを減らすことです。
推奨制度は、民間事業者の技術(AIや独自データベース等を含む)を活用しつつ、国が一定の基準適合を確認したアプリを無償で提供する形で普及を図るものです。推奨アプリは、国際電話番号の遮断・警告(Androidでは国際電話の一括遮断を含む)や、詐欺に使われた番号の遮断・警告、警察庁からの防犯情報の通知などを備えることが要件として整理されています。
推奨アプリとして紹介されている2種類
警察庁のページでは、次の2アプリが推奨アプリとして案内されています。いずれも無料で提供されます。
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詐欺対策 by NTTタウンページ(NTTタウンページ/トビラシステムズ協業)
詐欺が疑われる番号の遮断・警告に加え、iタウンページの事業者データを活用した発着信時の名称表示で、電話に出る前の判断を支援するとしています。 -
トレンドマイクロ 詐欺バスター Lite(トレンドマイクロ)
警察庁が保有する詐欺電話データベースと同社独自データベースを組み合わせ、詐欺・迷惑電話や国際電話への警告表示や自動切断(設定による)をうたっています。国際電話関連機能はAndroidのみと明記されています。
なぜ国際電話ブロックが重視されるのか
背景として、特殊詐欺の被害が過去最悪水準に達している点が挙げられます。警察庁の暫定値では、2025年の特殊詐欺は認知件数が27,758件、被害額が約1,414.2億円です。








