ETCの大規模 システム障害、再発防止策をNEXCO (東日本、中日本、西日本の高速道路)が共同発表

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ETCの大規模 システム障害、再発防止策をNEXCO (東日本、中日本、西日本の高速道路)が共同発表

2024年10月に発生したETCシステムの大規模障害を受け、国土交通省は2025年6月21日に再発防止策を公表しました。

インシデント概要と障害の本質

本障害は、ITS-TEA(一般財団法人ITSサービス高度化機構)が行ったサーバ更改時の設定ミスが原因で、全国のETCシステムに影響を与える大規模障害となりETCレーンの通行不能、料金徴収の手動化、システム復旧までの長期化といった深刻な影響が発生しました。

初動対応の問題点

今回の障害では、「広域的な障害時におけるマニュアルが存在しなかったこと」が初動対応の遅れに繋がりました現場は判断を迫られた結果、ETCレーンで車両を止めざるを得ず、復旧までの間、現金での処理もできず、顧客対応が場当たり的となりました。

再発防止に向けた基本方針と対策

NEXCO各社は再発防止策を以下のようにまとめています。

基本方針

  1. 交通の流れを止めない

  2. 円滑な料金徴収が困難な場合は、料金を徴収しない

  3. 障害時も一貫性ある対応を実施する

具体的対応策

  • 危機対応マニュアルの策定
     料金所運用や情報発信、判断体制、復旧体制、外部連携などを盛り込んだマニュアルを整備

  • 国による制度対応
     障害時に料金徴収が困難な場合、課金を放棄できるよう制度見直しを国と調整

応急復旧と情報共有

現場・支社・本社の三層体制で、障害情報の早期収集と共有を実施。ETC設備の運用状況や渋滞情報、対応進捗などを速やかに関係者へ伝達する体制が強化されました。

参照

https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/2025_crisis-management_etc/