保険代理店の株式会社近江屋、不正アクセスとランサムウェアにより約2万件の個人情報漏洩の可能性

セキュリティニュース

投稿日時: 更新日時:

保険代理店の株式会社近江屋、不正アクセスとランサムウェアにより約2万件の個人情報漏洩の可能性

2025年3月19日、武田薬品の提携保険代理店である株式会社近江屋は、1月に発生した不正アクセスランサムウェア被害に関し、第三者調査機関の解析結果を受けて、同社は最大で約2万件の個人データが閲覧された可能性があるとする続報で発表しました。

不正アクセスとランサムウェア被害の概要

2025年1月21日、株式会社近江屋が管理するサーバーに対してランサムウェアによる不正アクセスが発生。調査を開始し、同日コンピュータシステムに異常が発生し、内部で保存されていたデータが暗号化される被害を確認。

別途第三者機関へ詳細調査を依頼。

2025214日、第三者調査機関による調査が完了。

該当サーバー内には、顧客や関係者の個人データが記録されており、最大で約2万件の個人情報が閲覧された可能性があると、第三者調査機関の報告により判明。

二次被害又はそのおそれの有無

二次被害のおそれは完全には否定できませんが、現時点で本件に起因する個人情報の不正利用等の二次被害に関する報告は受けていないとのこと。

フィッシングメールに注意

今回実際に漏洩や2次被害の確認はされていませんが、漏えい対象者の方はフィッシングメールに注意する必要があります。