マニュライフ生命保険が代理店 出向者から不正に情報共有を行い 個人情報漏洩
マニュライフ生命保険株式会社は子会社代理店であるマニュライフ・ファイナンシャル・アドバイザーズ株式会社へ出向している社員が他の保険会社の契約情報を自社に共有し、個人情報が漏えいした事を発表しました。
個人情報が不正に共有されていた期間
2022 年 8 月~12 月
漏えいした個人情報の件数と内容
漏えい件数: 36,580 件(契約件数ベース) ※マニュライフ生命の契約除く
情報の内容
・契約者氏名
・被保険者氏名
・証券番号
・保険会社名
・保険種類
・申込日
・保険料、
・払方 (機微情報ならびに連絡先情報は含まず)
なお、現在までに個人情報の不正利用等の二次被害は確認されていないとのこと
保険業界で相次ぐ出向者の情報の不正共有
東京海上や三井住友海上、あいおいニッセイなど大手損保会社や生命保険会社の出向者による個人情報漏洩インシデントが多発し金融庁からも指摘されています。
特に東京海上日動火災保険は代理店から約10万件の個人情報を不正に共有していました。