地方銀行9行で発生したインターネットバンキングの大規模 システム障害、IBMがサイバー攻撃の可能性を否定

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地方銀行9行で発生したインターネットバンキングの大規模障害、IBMが「サイバー攻撃の可能性は否定」と発表

2025年4月17日、全国の地方銀行9行(広島銀行、八十二銀行、中国銀行、武蔵野銀行、阿波銀行、宮崎銀行、琉球銀行、山形銀行、筑波銀行)で発生した大規模なシステム障害について、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、IBM)は同日夜、障害の復旧とサイバー攻撃による影響を否定するリリースを発表しました。

障害の概要:全国9行でインターネットバンキングに不具合

今回の障害は、午前9時過ぎから各行で確認され、インターネットバンキングにおいて「接続しづらい」「ログインに時間がかかる」などの利用障害が発生。影響を受けたのは以下の地方銀行です。

  • 広島銀行(広島県)

  • 八十二銀行(長野県)

  • 中国銀行(岡山県)

  • 武蔵野銀行(埼玉県)

  • 阿波銀行(徳島県)

  • 宮崎銀行(宮崎県)

  • 琉球銀行(沖縄県)

  • 山形銀行(山形県)

  • 筑波銀行(茨城県)

これらの銀行は、日本IBMが提供する「eMuSC(エミュースク)共同センター」のインターネットバンキングシステムを利用しており、共通基盤での障害が波及的に影響を及ぼしたことが推察されます。

IBMの見解:サイバー攻撃の可能性は否定

IBMは4月17日19時20分時点で「障害の復旧を確認した」と発表。同時に、原因調査の一環として検討されていたサイバー攻撃の可能性についても否定しました

「本障害の原因としてサイバー攻撃の可能性も含めて調査をしておりましたが、サイバー攻撃に起因するものではないことが確認できております」(IBMリリースより

障害発生直後から一部では外部からの攻撃の可能性を懸念する声も上がっていましたが、IBMによるとこれは「技術的な不具合」に起因するものであることが明らかになりました。

eMuSC共同センターとは?

「eMuSC共同センター」は、複数の金融機関が共同で利用するインターネットバンキングの運用・管理基盤であり、日本IBMがホスティングおよび運用を担っています。地方銀行にとっては、コスト効率の高い共同基盤として広く採用されているインフラです。