アスクル株式会社は2025年12月16日、10月に発生したランサムウェア攻撃によるシステム障害について、第14報となるリリースを公表し、12月17日から東京ディストリビューションセンター(東京DC)および関東ディストリビューションセンター(関東DC)で、物流システムを使用した商品出荷を再開する方針を明らかにしました。これにより、同社は「ASKULサービスの本格的な復旧フェーズ」に入ったとしています。
ASKULサービス、本格復旧フェーズへ
アスクルは、ランサムウェア攻撃発生後、「事業所のお客様の業務継続を最優先」とする方針で復旧作業を進めてきました。今回、東京DC・関東DCの物流システムが安全に稼働できる見通しが立ったことから、12月17日より順次、出荷業務を再開するとしています。
12月15日18時以降、ASKULサイト上で注文できる単品(バラ)商品の対象を、これまでの約500商品から**約1万6,000商品(申込番号ベースで約2万8,000アイテム)**に拡大しており、出荷再開とあわせて取扱商品の幅も徐々に戻していく予定です。直送品についても、Webサイト経由で約1,450万点超が注文可能になる見込みです。
一方で、システムの安定稼働を最優先するため、当面は通常よりもお届けに時間がかかる可能性があるとして、利用者に理解を求めています。
その他サービスの状況
ランサムウェアの影響は、グループ各サービスにも及びましたが、順次復旧が進んでいます。
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法人向けサービス(SOLOEL〈ソロエル〉、ビズらくなど)
システムの安全性確認が完了し、通常通りサービスを提供しています。ただし、SOLOEL内で「アスクル株式会社」がサプライヤーとなって出荷する一部については、なお停止中としています。 -
LOHACO(ロハコ)
ASKULサービスの本格復旧後に再開する方針で、具体的な時期は改めて案内する予定です。 -
印刷サービス「パプリ」
企業向けサイト「ソロエルアリーナ」経由のパプリは再開済みですが、ASKUL経由の提供分は再開スケジュールを調整中です。 -
3PL事業(外部企業向け物流受託)
グループ会社ASKUL LOGISTが担う3PL事業については、ASKUL本体とは別スケジュールで復旧対応が進められているとしています。








