時事通信フォトは2026年4月14日午後、同社が運営するウェブサイトに対して不正なログインの試行が確認され、一部の第三者に推測されやすいパスワードを設定していたアカウントで、不正ログインが行われた可能性があると公表しました。同社は利用者に対し、パスワード変更を要請しています。
何が起きたか
今回の公表は、ウェブサイト全体が停止したという障害ではなく、アカウントへの不正ログインの試行が確認されたという内容です。報道によると、不正なアクセスは4月14日午後に確認され、時事通信フォトは現在、不正が確認されたアカウントの特定を急ぐとともに、再発防止に向けて監視を強化しているとしています。
原因
時事通信フォトの公表内容から読み取れる原因は、第三者に推測されやすいパスワードを設定していたアカウントが、不正ログインの対象になった可能性があるという点です。一方で、侵入経路の詳細や、攻撃者がどのような手法でログインを試みたのかといった技術的な詳細は公表されていません。
利用者に求められる対応
同社は、第三者に推測されにくいパスワードへの変更を呼びかけています。案内では、英大文字、英小文字、数字、記号を含む12文字以上20文字以下のパスワードを設定し、他サービスとの使い回しを避けるよう求めています。
情報システム部門が見るべきポイント
今回の事案は、システムそのものへの侵入が確認されていない場合でも、弱いパスワード設定が残っているだけでアカウント乗っ取りのリスクが現実化することを示しています。公開サービスを運営する組織では、多要素認証の導入有無に加え、推測されやすいパスワードの禁止、使い回し対策、ログイン試行の監視強化まで含めて見直す必要があります。








