函館市の建設コンサルタント会社の元従業員が総額3,400万円を横領

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函館市の建設コンサルタント会社の元従業員が総額3,400万円を横領

2025年3月、函館市の建設コンサルタント会社に勤務していた元社員が、会社の預金口座から総額3,400万円を横領したとして逮捕されました。

最初の逮捕は、2021年1月から6月の間に1,100万円を横領した容疑によるものでした。しかし、その後の捜査で、2019年5月から2020年10月にかけてさらに2,300万円を横領していたことが発覚し、再逮捕となりました。

この元社員は総務営業課長として預金口座を管理する立場にあり、その権限を悪用して現金を不正に引き出していました。警察の調べに対し、容疑者は「間違いありません」と供述し、犯行を認めています。現在、警察はさらなる余罪についても捜査を進めています。

参照

勤務先から2300万円横領か 建設コンサルタント会社の元社員を再逮捕

過去発生した有名な横領・着服事件

関西電力の元幹部による不正資金受領事件

関西電力の幹部が長年にわたり、取引先から総額3億円以上の不正な金品を受け取っていたことが判明。内部告発をきっかけに発覚し、関係者は刑事告発されました。

ソニー生命保険の海外子会社から約168億円相当の資金を不正に引き出し

ソニー生命元社員石井伶被告(33)が海外子会社「エスエー・リインシュアランス」(英領バミューダ諸島)の口座から約1億5493万米ドル(当時のレートで約168億円相当)を不正に送金した上で、全額をビットコインに交換して隠したとしている。米当局がビットコインを押収し米ドルに交換され、エスエー社に返還されましたた。

返還時の額はビットコインの値上がりや円安・ドル高の影響で、被害額を約50億円上回る約221億円に上ったとされており、返還された差益は寄付などが検討されているとのことです。