
2025年6月1日、佐賀ダイハツ販売株式会社は、同社が取り扱う保険契約情報の一部が、誤ってご契約先とは異なる保険会社に提供されていたことを明らかにしました。対象となる契約は2020年11月から2021年3月までの新規・継続契約および契約内容の変更手続きに関するもので、合計で2,130件にのぼります。
誤提供されたのは「あいおいニッセイ同和損保」
今回の事案では、本来「三井住友海上火災保険株式会社」または「損害保険ジャパン株式会社」と契約していた顧客情報が、誤って「あいおいニッセイ同和損害保険株式会社」に提供されていたことが判明しています。
具体的に漏洩した情報には以下が含まれています
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ご契約者名
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証券番号
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保険種目
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保険期間
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補償条件
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保険料
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引受保険会社名
なお、住所や生年月日、クレジットカード・銀行口座情報、センシティブ情報(健康状態等)は含まれていないとのことです。
現時点で悪用の確認なし 再発防止策を強化へ
同社は、誤って提供された情報について、提供先の保険会社に対し不正使用を行わないよう周知徹底したと説明しています。6月1日時点では、漏洩情報が不正に利用された形跡は確認されていません。
佐賀ダイハツは、「情報管理ルールの見直しと徹底」「再発防止策の強化」に取り組むとし、関係者への謝罪とともに、今後の再発防止に向けた取り組みを継続すると表明しました。
対象件数の内訳
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三井住友海上火災保険株式会社:1,265件
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損害保険ジャパン株式会社:865件
合計で2,130件の保険契約情報が誤って提供されたことになります。
参照