埼玉県商工会連合会、サイバー攻撃でシステム障害　全システムを一時停止し復旧対応中—現時点で情報流出の痕跡なし

埼玉県商工会連合会は2025年10月7日、同連合会が運用するサーバーがサイバー攻撃を受け、システム障害が発生したと明らかにしました。現在は外部の専門機関と連携し、被害状況の把握や復旧作業を進めている最中です。

同連合会によると、9月25日（木）に外部からの不正アクセスを確認し、システム障害を把握しました。確認後は影響範囲の特定と原因調査を優先するため、当該サーバー上で稼働していたすべてのシステムを一時停止しています。

関係当局への報告も実施済みです。埼玉県、個人情報保護委員会、全国商工会連合会に報告するとともに、埼玉県警察へも相談しており、調査と復旧は外部の専門機関の支援を得ながら継続しています。

個人情報や機密情報の外部流出については、現時点で痕跡は確認されていないとしています。引き続き詳細なフォレンジック調査を行い、結果を踏まえて必要な対策を講じる方針です。

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投稿者：三村

セキュリティ対策Labのダークウェブの調査からセキュリティニュース、セキュリティ対策の執筆まで対応しています。 セキュリティ製品を販売する上場企業でSOC(セキュリティオペレーションセンター)やWebサイトやアプリの脆弱性診断 営業8年、その後一念発起しシステムエンジニアに転職。MDMや人事系のSaaS開発を行う。