スターバックスは、米メイン州司法長官向けのデータ侵害通知で、同社の情報侵害により889人が影響を受けたと届け出ました。うちメイン州居住者は5人で、侵害が起きた期間は2026年1月19日から2月11日、発見日は2月6日、対象者への書面通知日は3月10日とされています。
侵害経路は 従業員向けサイトを装った偽サイト
BleepingComputerが確認した通知内容によると、侵害を受けたのは Starbucks Partner Central のアカウントです。Starbucks Partner Central は、従業員の雇用情報、個人情報、福利厚生、人事関連情報を管理するための社内向けアカウントで、外部の専門家を交えた調査の結果、889件のアカウントが侵害されたとされています。スターバックスは、第三者が Partner Central を装った偽サイトを使ってログイン認証情報を入手し、その情報を使って一部アカウントへ不正アクセスしたと説明しています。
漏えいした情報は氏名や社会保障番号、口座情報
BleepingComputerによると、今回の侵害で露出した個人情報には、氏名、社会保障番号、生年月日、金融口座番号とルーティング番号が含まれます。スターバックスは、事案を把握後に法執行機関へ通知し、影響を受けた従業員に対して不審な取引やなりすまし被害の有無を口座レベルで監視するよう促しています。
なお、顧客の個人情報には影響していないとしています。
過去インシデント
スターバックスでは今回の従業員向け Partner Central 侵害以前にも、委託先起点の情報漏えい事案が発生しています。2025年9月、スターバックス コーヒー ジャパンは、Blue Yonder のSaaS Work Force Management に関連して、同社およびライセンシーの従業員・退職者らの個人情報が漏えいしたと公表しました。セキュリティ対策Labの整理では、当初は約3万1,500人分が対象とされ、その後の追加調査で約4万700人分の従業員ID漏えいが判明し、最終的に合計約7万2,200人分へ拡大したとされています。
出典
Starbucks discloses data breach affecting hundreds of employees








