Apache bRPC(C++の高性能RPCフレームワーク)において、ヒーププロファイラの組み込みサービスにリモートコマンドインジェクションの脆弱性が確認されました。対象は jemalloc メモリプロファイリングに用いられる /pprof/heap エンドポイントで、ユーザー入力の extra_options を検証せずコマンドライン引数として扱ってしまう実装が原因です。条件がそろうと、攻撃者がリモートから任意コマンド実行に到達し得ます。
対象バージョン
影響を受けるのは Apache bRPC 1.11.0 以上 1.15.0 未満 とされています(NVDの記載では「1.15.0未満」)。
対策バージョン
根本対策は bRPC 1.15.0 へのアップグレード です。
脆弱性のポイント
問題は「デバッグ/診断用途の機能が、入力検証不足により実行経路になってしまった」という点です。bRPCのheap profiler builtin service(/pprof/heap)は、本来は運用中のメモリ利用状況を確認するための仕組みですが、extra_options が未検証のまま引数として解釈されることで、外部から細工されたリクエストが入り込む余地が生まれます。








