爬虫類・両生類関連の商品などを扱うオンラインショップ「爬虫類ショップワイルドモンスター」は、第三者による不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報を含む個人情報が外部に漏えいした可能性があると発表しました。
2026年10月6日、一部のクレジットカード会社から、同店のECサイトで利用されたカード情報について不正利用の懸念があるとの連絡を受け、同日中にカード決済システムを停止しました。顧客のパスワードも予防措置としてリセットしています。
情報漏えいの有無や対象範囲の詳細は調査中ですが、過去に同店でクレジットカード決済を利用した人は、利用明細を確認し、不審な請求があればカード発行会社へ早めに連絡する必要があります。
ワイルドモンスターの不正アクセスのサマリー
- 対象サービスはオンラインショップ「爬虫類ショップワイルドモンスター」
- 2026年10月6日、カード会社から顧客のカード情報の不正利用を懸念する連絡があった
- 第三者による不正アクセスが発生し、カード情報を含む個人情報が外部に漏えいした可能性がある
- 同日中にクレジットカード決済を停止し、顧客のパスワードを予防措置としてリセット
- 代引き・振り込み、カードを使用しない電話注文は継続
- 不正アクセスの経路を遮断し、監視体制を強化
- 対象となる顧客数、カード件数、漏えい対象期間、具体的な情報項目などの詳細は未公表
- 詳細な調査結果と再発防止策について、調査がまとまり次第、公式サイトで続報を公表する予定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象サービス | 爬虫類ショップワイルドモンスター(オンラインショップ) |
| 公式告知 | 2026年10月6日付、10月19日最終更新 |
| 発覚の経緯 | 10月6日、カード会社から不正利用の懸念について連絡 |
| インシデント | 第三者による不正アクセス |
| 情報への影響 | クレジットカード情報を含む個人情報が漏えいした可能性 |
| 決済への影響 | クレジットカード決済を停止。代引き・振り込みなどは継続 |
| 対応 | 顧客のパスワードリセット、アクセス経路の遮断、監視強化、詳細調査 |
10月6日にカード会社から連絡、当日中に決済を停止
同店によると、10月6日に一部のクレジットカード会社から、同店ECサイトを利用した顧客のカード情報に不正利用の懸念があるとの連絡を受けました。これを受け、同日中にカード決済システムを停止し、調査を開始しました。
現段階では、実際に漏えいしたカード件数、不正利用の被害人数、影響を受ける購入期間、カード番号・有効期限・セキュリティコードなどの個別項目は公表されていません。カード情報を含む個人情報の漏えい「可能性」が公表された段階であり、全顧客のカード情報が流出したと確定したわけではありません。
パスワードをリセット、代引き・振り込みや電話注文は継続
同店は予防措置として顧客のパスワードをリセットしたほか、不正アクセスの経路を遮断し、監視体制を強化したと説明しています。
カード決済は利用できませんが、代金引換や振り込みによる購入は継続しています。電話注文も受け付けているものの、電話注文でクレジットカードは使用できません。
不正アクセスの詳しい原因や再発防止策は、調査結果がまとまった段階で公式サイトに公表する方針です。
購入者に想定される3つの危険性
クレジットカードを第三者に不正利用されるおそれ
カード情報が第三者に取得されていた場合、本人が注文していない商品やサービスの決済に悪用されるおそれがあります。カードが手元に残っていても、オンライン決済で不正利用が発生する可能性はあります。
不正利用の有無は、実際に請求が発生しているかを確認しなければ分かりません。最初は少額の決済でも見落とさず、カード会社のアプリやWeb明細で定期的にチェックすることが必要です。
店舗やカード会社を装う偽メール・SMS
顧客の氏名や連絡先などの情報が漏えいしていた場合、実在の店舗名や購入履歴を利用したフィッシング詐欺に悪用される可能性があります。例えば、「カードの再登録が必要」「返金手続きが必要」などと偽り、偽サイトでカード情報やパスワード、ワンタイムパスワードを入力させる手口です。
ただし、ワイルドモンスターの事案でこうした偽メールが実際に送信されたと確認されたわけではありません。一般的な二次被害として注意が必要です。
パスワードの使い回しによる他サービスへの不正ログイン
同店が顧客のパスワードをリセットしたことは公表されていますが、パスワードそのものが漏えいしたと確認されたわけではありません。
仮に認証情報が第三者に取得され、同じパスワードを別のECサイトやメール、SNSなどでも使っていた場合、別サービスへの不正ログインに悪用される危険があります。IPAも、複数のサービスでパスワードを使い回さないよう注意を促しています。
ワイルドモンスターを利用した人が取るべき対策
1.過去のカード利用明細と新しい請求を確認する
同店でクレジットカード決済をしたことがある人は、カード会社の公式アプリやWebサイトから利用明細を確認してください。利用先の名称が店舗名と異なって表示される場合もあるため、購入履歴や金額、利用日と照合します。
現時点で漏えいの対象期間は示されていません。10月6日前後の利用だけに確認対象を限定せず、今後の利用通知・請求明細も継続的に確認するとよいでしょう。カード会社が提供する利用時の通知機能を有効にすると、不審な決済に気づきやすくなります。
2.身に覚えのない請求があれば、すぐカード発行会社に連絡する
不審な利用を発見した場合は、ワイルドモンスターへの問い合わせだけで済ませず、カード発行会社の公式窓口に速やかに申し出てください。利用の確認や調査、利用停止、カード番号の変更・再発行の要否について案内を受けられます。
不正利用に関する申出にはカード会社ごとの期限や条件があるため、翌月まで様子を見ることは避けてください。カード番号の変更や再発行が必要かどうかは、カード会社に相談して判断します。再発行する場合は、公共料金・サブスクリプションなどの登録情報も更新が必要になることがあります。
3.ショップのパスワードを再設定し、使い回していた場合は他サービスも変更する
同店は予防措置として顧客のパスワードをリセットしています。利用者は、公式サイトを直接開いて案内を確認し、必要に応じて新しいパスワードを設定してください。
旧パスワードを他サービスでも使っていた場合は、それぞれ異なるパスワードに変更してください。メールアカウントや金融サービスなど、被害が大きくなり得るアカウントを優先し、利用できるサービスでは多要素認証も設定します。
4.「カード確認」「返金」「パスワード再設定」を装う連絡に注意する
今回の公表を口実とする不審なメールやSMSを受け取っても、本文のリンクからカード番号、セキュリティコード、ログイン情報、認証コードを入力しないでください。
正規の連絡か判断できない場合は、メールに記載されたURLや電話番号を使わず、店舗の公式サイトやカード裏面の番号、カード会社の公式アプリから確認してください。消費者庁も、事業者や公的機関を装うメール・SMSから安易にカード番号などを入力しないよう注意を呼びかけています。
5.被害に関する証拠を保管し、必要なら消費生活センターへ相談する
不正請求などが発生した場合は、利用明細、カード会社とのやり取り、受信した不審メールなどを保存しておくと、状況を説明しやすくなります。カード会社との相談で解決しない場合や対応方法に迷う場合は、消費者ホットライン「188」から最寄りの消費生活センターに相談できます。
ワイルドモンスターの問い合わせ先と続報
ワイルドモンスターは、クレジットカードの不審な利用についてはカード発行会社へ連絡するよう案内しています。それ以外の問い合わせは、同店の電話窓口(0294-36-7763、受付11時~20時)で受け付けています。
詳細な調査結果や、実際に情報漏えいが確認された場合の対象者・対象期間などについては、ワイルドモンスターの公式発表で今後の更新を確認してください。
出典
- 不正アクセスによるクレジットカード情報漏洩の可能性に関するお詫びとお知らせ – 爬虫類ショップ Wild Monster
- クレジットカードの不正利用にご注意ください! – 消費者庁
- ご注意!クレジットカードの不正利用被害が急増しています – 経済産業省
- 【クレジットカード】利用明細に覚えのない請求があった。対処方法を知りたい。 – 国民生活センター
- 不正ログイン対策特集ページ – IPA
- インターネットサービスへの不正ログインによる被害が増加中 – IPA








